実験実習

2006.03.17

退職

 今年度最後の会議で定年退職されるS先生が退任の挨拶をされた。S先生らしい洒脱な挨拶だったが、印象に残ったのは、大学の先生方はいつも不機嫌な顔をしておられるが、学生にもうつるのではないかと、また、大学の先生方はいつのまにか「裸の王様」になっているのではないかとも言われた。このような辛辣な内容の挨拶だったのだが、ユーモアにくるまれてさりげなく冗談めかして述べられた。退職の挨拶から、その先生の大学に対するスタンスがにじみ出て毎年興味深く拝聴しているのである。

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2004.01.06

講義再開

5日から授業再開。初日は実験実習で、最後の実験グループとなった。来週は成人式で休みということでややちぐはぐな日程である。年末からの風邪がまだぬけず、実験とデータの入力まで終了。課題はカテゴリー弁別で、「平均顔」のおもしろい例がみつかったこともあって実験の意義はわかりやすくなったと思う。

馬場悠男・金澤英作 編 顔を科学する!多角度から迫る顔の神秘」ニュートンプレス 1999
インゴ・ベンチュラー他 美を脳から考える:芸術への生物学的探求 新曜社 2000

「美を脳から。。」の方は行動生物学・認知心理学の学際的研究であるが、書名に「心理学」の文字のないことが残念な本である(原題も Beauty and the Brain: Biological Aspects of Aestheticsとなっている)。

「平均顔」の図版をながめていると、平均値は「理想的な点」であるという意味をもっていることがよくわかる。いろいろなスコアーの平均点を計算する、というような応用例からはこの意味を感ずることはない。

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