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2021.05.26

「こころ」

東京新聞夕刊(5月22日 ようこそ!偉人館へ)に「漱石山房記念館」の紹介記事があった。漱石が晩年の9年間をすごした「漱石山房」と呼ばれた旧居跡地(新宿区早稲田南町)に生誕150周年を記念して2017年に開館されたということだ。(現在は緊急事態宣言下のため休館中。)当時の書斎や住まいの様子が再現されている。モダンな建築で、当時の輝くような「サロン」の様子が再現されている。

記事のなかに「こころ」の初版本の写真が掲載されている。初版本は漱石自身が装丁を手掛けたものとされていて、外箱には「こころ」の古い漢字が図案化されている。心の古い漢字は心臓の形を象形したものと言われているが、デザインされたその形はとても洗練されたもので、ギリシャ文字のψに似せてあるように感じた。漱石は心理学書として「こころ」を著したのではないが、もしかすると当時すでに海外の心理学書などでは「こころ」を表すのにψが用いられていて、そのことをよく知っておられたのだろう。

(心の漢字の成り立ちを検索してみると、心臓の象形というよりはお○ん○んの象形のようだなあ。すみません。)

(心理学を教わった先生の一人であるO先生は東大のご出身であった。夏の麻のスーツがよくお似合いで、雰囲気が漱石によく似ておられたように感じていた。)

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