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2021.04.03

番組の終了

 新年度になって良く見ていたテレビ番組がいくつか終了してちょっと残念。又吉氏のヘウレーカは自然科学系の魅力ある研究者をゲストにして素人にもその魅力が伝わる面白いばんぐみだった。ヘウレーカの前には人文社会学系の魅力をとり上げたオイコノミアも面白かった。オイコノミアでは主に行動経済学の研究者が又吉氏に直感に反するような意外性のある研究を紹介し、それをもとにして人間の振る舞いについて議論されていた。行動経済学も心理学の研究が他の分野で「発展」したものである。(そのためか行動の心理学的な理解や説明の仕方とはやや異なるように感じられるところがあった。)このような番組ではテーマを掘り下げていく研究者の方々の試行錯誤や思考の過程を垣間見ることができて、それに触発される形で、又吉氏の優れた直観的な理解力と専門家も思いつかないような的確な表現が引き出される点に番組の魅力があった。印象的な例としては腸内細菌の研究者の方が腸内の細菌の分布状態が個人に特有で個性と呼ぶこともできるらしい、という話の回だった。研究者の方はその状態をあらわす言葉をさがしておられたが、それを又吉氏が「分身」と名付けられたことがあって、研究者の方もその命名には得心されていた。(ちょっと記憶があいまいであるが研究内容をよく表現する的確な命名だと、感心した。)
 「歴史秘話ヒストリア」は歴史上の俗説を新しい研究によって修正していくような面白さがあったがこちらも終了。ただ、ツイッターなどでは歴史学的な検証に危ういところがあるとも指摘されることもあった。たしかに、歴史上の資料等相当知識がなければ番組で構成されたストーリーの当否を判断することは難しい。内容ではないが、番組の始まりに女性の司会者アナウンサーが艶やかな和服姿で登場していたが、もしかしたらこの辺りの炎上を避けようとしたのかも。

 これに変わるのは歴史探偵という新番組だが、BSで時々見ていたが、地上波でレギュラー番組になったようだ。初回を視聴した感じでは歴史の流れというよりは興味深いひとつのトピックを取り上げて意外な事柄の面白さを「歴史探偵社の探偵が現地に出張する」という演出でプレゼンしようとしているようだ。初回のトピックは参勤交代で、教科書的な統治手段という見方は今では変更されて、多額の資金(各藩の予算の半分以上を占めていたそうだ)を投入した各藩の「見え」の張り合いや結果的に江戸と地方の文化格差を和らげる役割を果たしたという説が紹介された。次第に各藩とも「お世継ぎ」は江戸生まれで、そもそもの藩事情には疎い、といった様子が描かれていたが、今日の地方代議士とその後継者と似たような状況だなあ、とも感じた。

 「らららクラッシク」も終了してしまった。石橋亜紗アナと高橋克典氏のコンビがとてもよかったことと、克典氏の感想がとても率直でわかりやすく気に入っていてよく見ていた。こちらも音楽を題材にするところは変わらないが新しい番組になるようだ。

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