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2020.12.02

とうふちくわ

 鳥取から「とうふちくわ」が届いた。とうふちくわは因幡地方(現在の鳥取市あたり)で白身の魚3割に木綿豆腐7割ほどの割合でできているちくわで、江戸時代あたりに考案された因幡地方に独特のものらしい。味も食感も「はんぺん」と硬めの木綿豆腐の中間くらい、というとわかるだろうか。ちくわと同じ形だが、焼かないで蒸し上げられている。今回送ってもらったのは前田商店のもので、最近では軽く焼いて仕上げたものも発売されているようだ。

(「ちくわ」というと鳥取では「あご竹輪」というトビウオの竹輪が初夏から夏に出回る(出雲地方にも類似した「のやき」がある)。これはもうだいぶ前のことになるが、郷里からちょうど魚と一緒に「あご竹輪」などが届いた日に、恩師のS先生がたまたま自宅に立ち寄られたときに出すことができて、先生もめずらしいらしくとても気に入られた様子であったことを思い出す。もうひとつ「ちくわ」で思い出すのは中学3年のときの担任だったY先生のあだなが「ちくわ」で、大変お世話になったのであるが、卒業するときにホームルームで餞の言葉のなかに「ワシより先に死んではイケン」という言葉があって、印象にのこりよく覚えている。この言葉をおりに触れて思いおこし、在職中はゼミの学生が卒業するときにときどき話してきた。まだ年若い頃の先生にとってはより切実な訴えだったのだろうとしみじみと思う。)

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