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December 2020

2020.12.30

泳ぎおさめ(続き)

 水泳の息継ぎは初心者にとっての壁の一つだ。Nコーチは普段の息の仕方でなく「パッハッ」と吐いて「ヒッ」という感じで素早く、というように表現される。ジョッギンの時の「ハッハ」に近いと思う。特に平泳ぎやバタフライでは、泳ぎの動作そのものが呼吸をする動作になっているので、リキまず泳げば自然に息継ぎができる、と。やってみるとたしかにそうだ。

 また、最近になってやっと少しわかってきたのは浮力を利用するためにはいったん沈まなければならない、ということだ。Nコーチの指導の最初の頃にプールの底を触る、という課題があった。泳ごうとすると沈んでしまうのではないかと不安になるが、いざ潜ろうとすると実に大きい浮力を受け、なかなかプールの底に手をつくことができないものだ。このような水中と普段の動作の違いについて他のコーチからはあまり聞いたことがなかった。初級から中級への壁を感じていたわたしにとってはとてもよい指導であると感じている。

 

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2020.12.28

泳ぎおさめ

 昨日は年内の最後の水泳教室(初級トレーニング)だった。コーチのNさんはベテランで初心者のおかしがちな泳ぎ方を良く理解している。Nコーチは独特の表現で指導される。その表現は一般的な「泳ぎ方」を指南するものでなく、「泳ぎのイメージ」を表現されるので最初はわかりにくいのであるが理にかなったものであることがやがて分かる、というような指導法だ。例えば、「スケートのように滑るように泳ぐ」「手は掻かない」「イノシシが泳げるわけ」などなど。普段地上を歩いたり走ったりしている動作(地上の素朴物理学)と水中で泳ぐ動作(水中の素朴物理学)の違いをなかなか体得できないのが、ヘタな泳ぎの大元にある、というような主張をされているのではないかと自分なりに理解している。

 このクラスに出ている常連のメンバーは10数名で、私を含めてほとんどがコーチよりも年配である。泳ぎは達者である方が多いのであるが、より楽に、キレイに泳ぎたいという気持ちで通っておられるようだ。私もこのクラスに出るようになってから以前よりはリラックスした泳ぎができるようになったように感じている。年内最後のクラスということで四泳法それぞれ基本練習(スイム、キック、腕、スイム)と最後はメドレー(25m×4)で締めくくり。

 「皆さん1年前と較べて大変上達されています。ただ、まだまだ課題はありますが」、というのがコーチのお褒めの言葉と励ましのお言葉であった。

 

 

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2020.12.27

ヘウレーカ(銀杏)

録画していたヘウレーカ(イチョウは臭くてもなぜ愛される?)を見た。ゲストは東大の小石川植物園長の塚谷先生で、これまで出演された回をいくつか見ているがどれも非常に面白い内容で、ヘウレーカ最多出演ということもよくわかる。対象は植物学で身近な対象の中に予想もしないような特徴のあることを分かりやすく解説される。又吉氏との相性も良く、又吉氏の優れた直観的な理解力と言語的な表現能力を上手く引き出しておられる。なによりも植物に対する強い好奇心に満ち溢れておられるところが大変に魅力的である。

 最後に、又吉氏の四文字熟語の著作にちなんで先生が作られたのは「鴨脚馴染」、又吉氏は「銀杏放置」。鴨脚というのは銀杏の葉のこと(中国語で?)で見慣れてよく知っている身近な人たちも実は銀杏がそうであるように良く知られていない面を持っている。馴染みの人同士にもそんなところがあるものだ。銀杏放置は番組の内容を踏まえて、放置されているということが、実はその人にとっては生存のチャンスとなっている、というような意味で、どちらもなかなか含蓄深い言葉だった。

 (ヘウレーカではゲストによってはどうもかみ合わない回もある。この違いがどんなところにあるのだろう。誰もが抱いていた素朴だが本質的な疑問に触れることができるかどうかというあたりにありそうだ。)

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2020.12.26

Kindle

文庫本を読みたいけど、小さな活字を読み続けるのがちょっと億劫になってきたこともあってiPadのKindleアプリを試してみる。きれいな液晶といってもやはり発光しているので眼が疲れるのでは、と心配していたが文字の大きさや画面の明るさを調整できるので長時間でなければむしろ読みやすいものだ。Kindleがサポートしている機能を使いこなすことができるかまだわからないけれど、やはり強力な読書補助ツールになりそうだ。(発光しないペーパーホワイトのKindle も試してみるべきか。)

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2020.12.08

グレートトラバース3

「三百名山全山人力踏破」は途中中断を余儀なくされたが再開後2回目の放映で岩手、秋田に到達した(第30集岩手・秋田の7坐)。中断中は長いビバークのように耐えておられたのだろう。再開後最初の放映ではトレーニングは続けられていたが、実際の登山では体力低下を嘆いておられたが、今回放映では以前の強靭さが戻っているようだった。

岩手県では石川啄木のふるさとの歌で歌われた姫神山はたおやかな稜線の美しい山だった。啄木の生まれ育った渋民村は随所に啄木の歌碑が作られている。その中に、

ふるさとの 麦のかほりを懐かしむ 女の眉にこころひかれき

という歌があった。今街に出るとほとんどの人はマスクをしている。すれ違う女性は眉と目立ちが凛々しく美しい人が多いように思う。歌の歌われた状況とは全く違うが。

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2020.12.02

とうふちくわ

 鳥取から「とうふちくわ」が届いた。とうふちくわは因幡地方(現在の鳥取市あたり)で白身の魚3割に木綿豆腐7割ほどの割合でできているちくわで、江戸時代あたりに考案された因幡地方に独特のものらしい。味も食感も「はんぺん」と硬めの木綿豆腐の中間くらい、というとわかるだろうか。ちくわと同じ形だが、焼かないで蒸し上げられている。今回送ってもらったのは前田商店のもので、最近では軽く焼いて仕上げたものも発売されているようだ。

(「ちくわ」というと鳥取では「あご竹輪」というトビウオの竹輪が初夏から夏に出回る(出雲地方にも類似した「のやき」がある)。これはもうだいぶ前のことになるが、郷里からちょうど魚と一緒に「あご竹輪」などが届いた日に、恩師のS先生がたまたま自宅に立ち寄られたときに出すことができて、先生もめずらしいらしくとても気に入られた様子であったことを思い出す。もうひとつ「ちくわ」で思い出すのは中学3年のときの担任だったY先生のあだなが「ちくわ」で、大変お世話になったのであるが、卒業するときにホームルームで餞の言葉のなかに「ワシより先に死んではイケン」という言葉があって、印象にのこりよく覚えている。この言葉をおりに触れて思いおこし、在職中はゼミの学生が卒業するときにときどき話してきた。まだ年若い頃の先生にとってはより切実な訴えだったのだろうとしみじみと思う。)

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