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April 2020

2020.04.29

遠隔会議

 マンションの管理組合でも遠隔会議での実施を検討しようというKさんの提案で、zoomをつかってテスト試行。 zoom を使うのは初めてだが、「会議開催」の案内メールに従ってzoomのアプリをMacBook にインストールして、「参加」した。最初、音声は問題なかったが、カメラをオンにできなかった。再起動したところビデオも問題なく設定されて参加できた。他の役員の方の通信環境にもよるが、これなら遠隔会議でも問題なさそうだ。

 Kさんは20人程度の研修会をzoomでやっておられるそうだが、やはり数人は通信環境の都合で研修会場で実際に受講しているそうだ。ツイッターなどで見ると大学でもzoom を使っているところもあるようだ。ゼミなどは問題なさそうだが、多人数の講義では授業内容・やり方を相当工夫する必要があるが、新しい可能性もありそうだと思う。

それにしても、しらない間にずいぶん便利なシステムができていたのだなあ。

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2020.04.25

マスク

 浅草近くに在住のK君からマスク販売情報。浅草ではドラッグストアーでなく他業種の店でかなり大量に販売されているとのことだ。写真を見たところでは10枚入りで999円、50枚で3999円。転売禁止措置がとられてからすっかり闇市場化してしまっていたが、輸入再開を見越した在庫の吐き出しだろうか。それにしてもアイリスオーヤマはほぼ唯一旧価格のままで販売を継続しているが(14枚500円くらい、送料160円)、販売サイトにアクセスできず、いつも売り切れ状態が続いている。新しく参入したシャープの販売価格は50枚で2980円(税抜)(送料660円)ということなので、このあたりが国産品の相場になるのだろうか。発売初日にアクセスが殺到してサイトがダウンしたシャープは抽選販売方式に変更ということだ。(アイリスも値上げしようと思えばできたであろうに。医療関係への供給が優先されているということだが、改善されているのだろうか。)

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2020.04.24

ネットサービス(つづき)

 C社のネットサービス手続きは複雑だった。わかりにくさは以前登録したJR関係のアプリに匹敵する。多分、ユーザー数が莫大なことと、会社の履歴が複雑なせいだろうか。また、ワンタイムパスワードを受信するにはキャリアー系のメールアドレスが「推奨」されている。加入している「格安sim」のIIJmioはメールアドレスを発行していないので、これが一番のネックだったが、機能の制約はありそうだが登録そののものはできた。登録手続きの説明がこの「推奨」とか、「なになにの場合には、、、」というようなややあいまいな表現になっている。それぞれ制約がある場合にはその解決方策を説明してくれればわかりやすくなるのではと思う。C社も、なんと数日後に正式なパスワードが郵送されてくるということだ。

 C社のサービスでは個人認証を「顔認証」で登録できるということで、iPhoneのFace IDを使ってみた。実用になるのか、やや疑っていてこれまで使っていなかったのだが、やってみるとほとんど問題なく使える。画面ロックの解除もFace IDで手間なく、とても便利になった。

 

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2020.04.22

ネットサービス

引きこもり生活にともない、税金や振り込みなどなるべく外出しないで済ませるように、ネットサービスや通信販売にますます依存するようになってきた。ネットサービスが始まった(15年ほど前のことだろうか)はあまり必要性を感じなかったが、窓口に出向く必要がないところは非常に便利なものだ。ただB社では手続きを取っていない暗証番号システムが(利用者情報として)そのまま残っていて、その修正のために郵便で書類のやり取りが必要というなんだかなあ、という事態に遭遇した。(同業のA社ではこの問題はスマートに解決されている。)

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2020.04.14

日美 「ゴッホ 草木への祈り」

なぜゴッホは画家になったのか、そしてあのような独自の画風に到達したのか。ゴッホは私も最も好きな画家の一人でもあり、録画していた日美「ゴッホ 草木への祈り」(2.23放送 )をもう一度見なおした。

 ゴッホは牧師の息子に生まれ、教会、伝道師を目指していた。しかし、周囲との軋轢(伝道師時代には貧しい人々への献身ぶりは周りの人には常軌を逸しているように見えた。また、聖書の言葉はともかく教会のあり方には大いに疑問を呈していたようだ)。キリスト教では神の言葉を伝えるのは牧師であるが、画家も絵を通じて神の世界を伝えることができる、とされているそうだ。だから牧師を断念したゴッホには画家になること以外には選択肢はなかった。

 ゴッホは他の天才的な画家とは異なり絵がそれほどうまいわけではなかったそうだ。神の言葉・世界を絵を通じて伝えるという、この目的のために絵画を独学で学んだ。特にミレーの作品を模写し、習作を重ね、油絵の最初の作品である「じゃがいもを食べる人々」はゴツゴツとした手のデッサンをもとに描かれている。「尊い仕事をしたその手で正当なたべものを得ている」その様子が高貴なものとして描かれている。

 浮世絵の影響が大きいことは聞いて知っていたが、当時フランスで創刊された「芸術の日本」(LE JAPON ARTSTIQUE)という雑誌に掲載されたボタニカルアードのように簡潔に表現された「草の絵」(作者不詳)の影響がむしろ大きかったようだ。自然への畏怖の念が最晩年の作品に色濃く反映されることになった。「草の絵」について弟テオには次のように書かれている。この手紙は素晴らしい文学のようだ。

「日本美術を研究すると明らかに賢く哲学的で知的な人物に出会う。その人は何をして時をすごしているのだろうか。地球と月の距離を研究しているのか。ちがう。ビスマルクの政策を研究しているのか。いやちがう。その人はただ一本の草の芽(根?)を研究しているのだ。どうかね まるで自分自身が花であるかのように自然の中に生きる。こんなに単純な日本人が教えてくれるものこそ まずは真の宗教ではないだろうか。」

 ゴッホを長年研究してきた木下長宏氏は、入院後に病室の窓から見える「糸杉」の連作(「糸杉」「星月夜」最後の「糸杉と星の見える道」)から、教会や伝道師の語る神から人を超えた存在、(画家を志したのは人々を救おうとしたことであったが)自分を救うものとしての自然への畏怖の念へと、ゴッホの信仰の変化として解釈されていた。

 この番組を見て、浮世絵の影響のあるアルルの明るい風景画もすばらしいものだが、むしろゴッホの作品には自然に対する畏怖の念が本質だ、と思った。最晩年の作品 植物のゴツゴツとした力強い「根と幹」や「草むら」「麦の穂」などは「草の絵」に通ずるものがあるように感じた。

 それにしても、これらの多数の作品を画家を志してから10年足らずの間に描き、37歳という若さでなくなってしまったのだなあ。

 

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2020.04.05

英雄たちの選択 心理分析

しばらく引きこもりの生活が続いているが、気分転換を兼ねて日頃よく見ているテレビ番組の感想をまとめてみている。

英雄たちの選択(4/1 NHK教育)「心理分析 明智光秀:なぜ信長を討ったのか?」の録画について。

大河ドラマの番組宣伝の内容だが、歴史上の人物の性格を「性格検査」で推測してみよう、というチャレンジングな内容だった。歴史資料に残された光秀の書簡や残された記録をもとにして、脳科学者中野信子氏が資料をもとにして性格検査(MMPI-1 自動診断システム)に対して「他者評価」形式で回答し、MMPIプロフィール(番組では「心理グラフ」と呼ばれていた)を求めたものであった。なぜMMPIが用いられたのかという点は世界的に普及している検査である旨が述べられた。

用いられた資料は静岡大学の大和田先生の指導によって光秀自身の180通あまりの書簡、同時代の記録(信長公記、ルイス・フロイスの本)、特に近年発見された「戎和上昔今録」(光秀が京都奉行のときの東大寺と興福寺の争議の「裁判」記録)は口語文で記録が取られ光秀の口調まで書き残されていたものだという。光秀の理路整然とした話しぶりが残されていた。

ここで採られた「他者評価」の方法として、例えば質問79「めったに感情を害しません」に対しては「老人雑話」という文書のなかで、「明智は謹厚の人なれば常に慇懃なり」という記述をもとに「はい」と回答する、といった手続きがとられ、一応回答の根拠が示されていた。(身体についての質問や戦国時代ではありえない項目は無回答またはどちらでもないを選択)

結果としてMMPIプロフィール(「心理グラフ」)として6「懐疑的・妄想的」と9「衝動性」得点がやや高いが、ほぼ平均的な「おだやかなバランスのとれた人格プロフィール」が示された。(本能寺の変が起こる一年前の資料に限定して同様の方法で再度「他者評価」した場合には6と9の得点がそれぞれ上昇・強調されるものとなった。特に6「懐疑的・妄想的」得点は70点を超える値となった。

番組では歴史学者(東大 金子拓先生、日本文化センター、井上章一氏)と司会の磯田先生がコメント。

歴史学の先生方はあくまでも資料に基づいて歴史的事実を推測しておられて、「人物像」は人物の行為を説明するものでなはいように思われた。光秀の性格によって本能寺の変を説明されるものではなく、あくまでも資料から推測される光秀の置かれた状況やパワーバランスから説明されていて、決して「人格特性」を前提とはされていなかった点は好ましいものと思った。

「性格検査」結果は記述ないし要約なので、歴史的な行動の結果を説明することはできないと思われるが、もしかすると、歴史上の人物の特徴をなんらかの基準によって測定しようとするような領域があって、その一つの試みとしてこのような「研究」が行われたのかもしれない。(趣味的な歴史番組としては大変面白いものであったが、大河ドラマの番宣的な企画なのだろう。)

 

 

 

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2020.04.03

にほん美の地図 山形

日曜美術館(NHK教育 2019.5.26放送、3.15再放送)「にほん美の地図 山形」を見た。日美は司会が小野正嗣さんになってから前よりもよく見るようになった。小野さんの率直な感想とわかりやすい解説によるものだろう。「にほん美の地図」シリーズは小野さんが国内の美術スポットをめぐる旅の形式で、面白い。山形では山形市の疑洋風建築「旧済生館本館」、酒田市の土門拳記念館、大石田町の陶芸が取り上げられていた。

番組のなかで小野正嗣さんが土門拳の写真を見たあとで読まれた詩がよかった。土門拳氏の生い立ちを、作品の変遷(戦前の報道写真、戦後の「古寺巡礼」故郷をふたたび見出した「絶対スナップ写真」を的確に表現しているようだ。

「、、、仏と対峙するとき 厳しい鬼となった あの人の拳は きつく握りしめられている

海からの強風に追われ この土地を去った 六歳のあの日と同じように?

しかし故郷は決して忘れない この世にあることの肌触りをとりもどさせてくれる写真

、、、見る者の口元はおどろきともよろこびともつかぬもので ゆるむ」

戦後撮影された「古寺巡礼」の仏像写真、故郷の再発見、町中の人々を生き生きと撮影した「絶対スナップ写真」それぞれから受ける印象が的確に表現されている。記念館の建設には多くの寄付が寄せられ実現したということだ。

「旧済生館本館」は明治初期に当時の県令が氏族の不満をおさめるために打ち出した酒田を西洋医学の先進地とする、という意志のもとで建設されたという。日本人の大工さんが見様見真似で建築したもので、不思議な魅力のあるものだ。

大石田町はガラス材料の産地で、廃棄される粘土が陶器の材料に適しているのではないかと考えた陶芸家が40年ほど前から移り住み陶器作りが始められたという。フランスの食器メーカーに努めていたブルーノ・ピーフルさんが最初に陶芸窯をひらいたという。ブルーノさんの作風は「だれも作ったことのないものを作る」ということでデフォルメされた動物のオブジェなど面白い。

ここの粘土はきめ細かくなめらかで、薄く軽く成形することができる特徴がある。もとは信楽で職人をしていた高橋さんは陶器で風呂釜をつくる陶芸家として知られている。信楽のタヌキや大型のツボを焼く技術が生かされているのであろう。奇想天外なデザインが面白い。当時の「地方創生事業」をきっかけに移住されたそうだが、陶器風呂を作れるのは全国でも10人足らずという。

小野さんは大石田のイメージを「土地は 土と水で できている それは 情熱に焼かれ うつわになる 古きも新しきも抱擁する器に 」と表現されていた。

 

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