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2018.09.19

象徴のうた

 東京新聞(夕刊、毎週火曜日)に、ながたかずひろ氏(という歌人にして細胞生物学者)が「象徴のうた:平成という時代」で天皇皇后両陛下の短歌を解説するコラムが連載されている。文語体の短歌は難しく解説がなければなかなか理解できないのが残念。とりあげられた話題のなかで印象に残っているのが天皇陛下が沖縄の古歌謡(「おもろさうし」)の中の「琉歌」に関心をもたれ、独自に研究され古典琉歌の作法に従った琉歌を相当な数読まれているということだ。
 今週のコラムは平成十六年(2004年)の歌会始めお題の「幸」にまつわるものだった。この年披露された「召し人(めしうど)の大岡信さんの詠進歌」が紹介されていた。

 いとけなき日のマドンナの幸ちゃん(さっちゃん)も孫三たりとぞeメイル来る (大岡信)

 この一首をあの独特の読み方で読み上げられたときの歌会始めの様子はどんなだったのかなあと思うと和歌にも親しみがわく。

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