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2014.10.28

関西学院大学

 先週末は法と心理学会に出席し、研究発表。学祭的学会のため、自分の発表が本当に妥当なものなのか確信をもちにくいものだ。ちょうど発表前日のシンポジウムで今回発表内容と関連する話題があり、この点の心配はやや晴れたので良かった。
 会場は関西学院大学の西宮上ヶ原キャンパスだった。初めて訪れたのだが、コローニアル様式の低層の校舎群はデザインが統一され、美しく素晴らしいキャンパスだ。関学の心理学研究室は長い歴史を持つ研究室で(我が国の私立大学では初、とされている)、世界的に見ても古典的条件づけの分野の研究をリードし、特色ある重要な研究拠点となっている。かねてから一度研究室を訪問したいと思っていたのだが、中島先生に直々に研究室を案内してもらうという機会を得ることができた。

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 中島先生の研究姿勢は徹底した研究レビューと条件統制にあることはよく知られているが、研究の方法についてもいろいろ工夫されていた。研究の進め方で面白かったのは動物実験で「シルバー人材」の方を活用されていたことだ。中には薬学系の出身者の方で動物実験にも手馴れた方もおられるということだった。実験装置も手作りされたものや、なるべくシンプルにむしろローテクによってトラブル等の対応が容易にできるように工夫されていた。教育という面でも、ゼミでの研究を積み重ねて学術的な審査に耐えるレベルにするための方法も工夫されていたし、研究テーマについても常に視野を広げられている。

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 関学の心理学といえば「ハミル館」である。2階建の立派な西洋館で、一階ホールを中心にちょうど放射状迷路のように実験室や研究室が配置されている。2階は個人研究室でその一角に中島先生の個人研究室があって、窓からは上ヶ原の美しい林間の景色が見られる。関学心理学の研究の歴史が刻まれた部屋であった。
 関学心理学研究室も近年学部と同等の組織に発展し、実験設備も国内有数のすばらしいものだった。規模が拡大するとともに研究室の運営にも多大なシャドーワークをこなされているようだ。今回遅きに失してしまったが初めての訪問で、教育のことや研究のことについていろいろ教えていただき、また、ひさしぶりにゆっくり話ができてよかった。(ありがとうございました。)


Photo_3「中森明菜の条件反射」@中島研


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