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2014.02.24

ハンナ・アーレント

久しぶりに映画館へ。話題作のハンナ・アーレントを見に行った。ニューヨーカー誌にアイヒマンの裁判のレポートが発表されたのと、心理学では有名な「服従実験」が丁度同じ頃に発表されたものであったので、その時代的な背景に興味があったのである。ミルグラムの実験はまさにこの「普通の人」がある条件では非人間的行為をしてしまうことをデモンストレートしたものである。アーレントはこの条件を正確に理解し、伝えたのであるが、そのことがアイヒマンを「凡庸な役人」として擁護し、というよりは同胞の戦争協力者にふれて同胞被害者を非難したと受け止められたことから、きわめてきびしい苦境におかれることになったことが描かれていた。

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