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2010.10.19

学会出張

 先週末は法と心理学会に出席するため京都へ。会場は二条駅近くの立命館大学朱雀キャンパスで、ロースクールの校舎として新築された立派な建物だった。
 法と心理学会は小規模な学会ではあるが、毎回新しい研究のヒントが得られる私にとって貴重な学会となっている。今年は米国ダニエル・ラシター教授による招待講演が印象に残った。現在我が国においても課題となっている「取り調べの可視化」に関する実験的な研究によって学会賞(「心理科学の政策への貢献賞」)を受けられている。取り調べのビデオ撮影の仕方如何で受ける印象が非常に異なるものになることを実証した研究を紹介され、米国のいくつかの州(とニュージーランド)では実際にラシター氏のガイドラインにそって録画が行われるようになった、ということである。この話を聞いて、心理学研究を他の領域で具体的に適用できるようにするには何が必要か、という点でその着想とともに学ぶべき点が多かった。この学会でも心理学の研究をどのように具体的な法の場面に適用すれば良いのかわからない、という意見をよく聞くところであるからだ。

 二条駅は子どもの頃夏休みになると親戚に遊びに来たときによく利用していた駅だったが、当時の特徴ある和風の駅舎の面影はいまはもう全くなかった。駅前の千本通りはチンチン電車が走っていたものだ。京都といえばイノダコーヒー。ひさしぶりに京都駅前店で朝食。ミルクコーヒーの味もサンドイッチの味も変わっていないように感じた。京都は田舎なんだけどほんとうの都会でもある、という不思議な街で、そこが好きなところだ。

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