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October 2009

2009.10.26

学会

 週末は学会(法と心理学会@國學院大學)に出席。今大会が10周年記念という新しい学会だが、会員数も10年で丁度倍増したということだ。記念大会ということでプログラムも力が入っていて充実したものだったと思う。ポスター発表を聞きにきてくださった同じテーマに取り組んでいる若い人たちとも新しく知り合うことができ、新しい研究動向を知る良い機会となった。
 今年の特別シンポジウムは本学会の本質にかかわる重い内容の企画であった。ある冤罪事件の当事者の方々をシンポジウムに迎え、法心理学的な観点から誤判要因を分析するという企画だった。奇しくも(というか必然的にというか)今大会の会長を務められたN先生は、この裁判をM先生とともに当時はゼミ生として初回から傍聴されたことを学会終了の挨拶のなかで明かされた。
 中国・韓国の法心理学の動向についてのシンポジウムではそれぞれの国で中心的に活動をされている研究者の出席もあって、国際的な広がりの萌芽もあった。
 学会のあと、院生のK君をさそって渋谷まで歩き、学生時代によく通った「珈琲店トップ」(渋谷駅前店)へ立ち寄った。渋谷は大きく変わったが、幸いトップの入っていたビルは昔のままで、おどろいたことに、というかさすがというかサイホンで入れるブレンドコーヒーは熱く、濃いけれどすっきりとした以前と同じ香り同じ味だった。よく食べたコッドローのトーストも昔のままだった。
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國學院大學は伝統と特色ある大学だ。比較的小規模な大学のひとつの在り方だと思う。門の後ろに「常磐松」がそびえている。

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2009.10.22

大型プリンター

 週末の学会出席のため今週は発表ポスターを作った。今年度は念願の大型プリンター(A0ロール紙対応)が研究室に入ったのでイラストレーターを使って作成してみた。イラストレーターは春学期に卒業論文の中間発表会向け配布試料として「成功するポスターの作り方」というポスターを作った経験しかなかったのでまだまだよくわからないところが多いが、文字とグラフのみのシンプルなものなのでなんとか完成した。
 大型プリンターはプリンターサーバー(ソフトはDSMagic)に接続されていて、クライアントPCからサーバーに接続して印刷するようになっている。最初はクライアントPCにもイラストレーターが必要かと思ったが、イラストレーターからPDF形式でファイルを保存すれば、アドビーリーダーで印刷することができた。
 これまではパワーポイント書類を台紙に切り貼りしていたことを考えると便利になったものだ。

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2009.10.09

模擬授業

今日は午後から石岡一高へ模擬授業にでかけた。各高校で実施している進路指導の一貫で、大学の広報というよりは該当分野の入門・紹介の内容が期待されている。今回は県内の4大学から7分野に渡る先生方が来校されていた。石岡一高はJR石岡駅のすぐそばにあるが、毎日通勤でそばを通過しているが訪れるのは初めてだ。開学100周年という伝統校でもある。ときどきこのような行事で県内の高校を訪ねるのだが、大学へ入学してくる学生達の生活環境の一端を知る機会となっている。
 授業の始まる前に教頭先生、進路指導の先生のご挨拶があった。応接室には「切り絵」画家として有名な滝平(たきだいら)二郎氏の切り絵が飾ってあり、石岡一高の卒業生というお話をうかがった。授業を終えて、高台にある校舎をでると紫峰(筑波山)とあざやかな夕焼けだった。この空広く、大胆な雲と夕焼けのダイナミックだが怖いほどの景色は滝平氏の作風を育んだに違いない。毎日、校舎のある高台からこんな夕焼けの大きな空を眺めながら下校する高校生活というのはまさに「青春」そのものだなあ。

(写真は高浜あたり。下の写真は石岡駅にある獅子の時計台。)

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2009.10.04

恩師

週末、指導を受けたI先生を偲ぶ会に出席するためにひさしぶりに母校を訪ねた。学内外から先生の指導を受けた方が出席され、奥様をお迎えしてなごやかな会であった。先生の思い出について、とても印象的なスピーチがたくさんあった。心理学以外の分野のお二人の「外弟子」の方のスピーチから、心理学出身者よりもむしろ強く・深く先生の研究を理解されていたのだなあ、とあらためて感じた。これは現在でもそうかもしれない。また、N先生は「学恩」ということばからスピーチを始められ、N先生が大学を転出される際にI先生から送られた手紙を紹介された。また、WTさんによる、I先生の幼少時代からの、先生のいろいろなスナップ写真を交えたスライドショーがあり、I先生の授業でも折に触れて海外の研究者や大学等のスライドを見せていただいたことを思い出した。先生の思い出を語るスピーチからも、そして私の記憶の中でも、I先生は現代的な「和魂洋才」をそなえられた、折り目正しい人であった。

三回忌ということだったが、時間はどんどん過ぎてゆく。I先生には学恩を一方的に受けるばかりだった。しかし、I先生の跡をたどることはかなわなず、迷惑をかけ、「破門」も同然の私であり、ただ末席をけがしていたのみだ。毎朝8時半にはこの階段から研究室棟に入っておられたことをあらためて思い出した。

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