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2009.02.26

縦書き

 先日ひさしぶりに縦書き原稿の校正をする機会があった。日常の書類はほとんどワープロ横書き(しかもワード)だったので、むしろ新鮮な感覚だった。文字バランスの良い縦書きは非常に読みやすいことを再認識した。原稿段階でも縦書きの方がよさそうだ、と思い立ちすこし前の「一太郎」を使ってみている。「一太郎」は縦書き印刷の文字バランスが良さそうなので新しいバージョンを買ってみようかと考えている。縦書きの場合英語や数字が混ざる文章では問題がありそうだが、考えてみると今は日本語表示を横書きのアルファベットに無理にあわせている、ともいえそうだ。縦書きはワープロでは関係ないが、手書きの場合、横書きよりも左利きの人にハンディが小さいように感じられる。
 私はどちらかというと漢字制限論に共感しているが、今日の「その時、歴史が動いた」で間宮林蔵は間宮海峡を渡り清国のお役人と漢字で筆談をした、というようなエピソードを知るとやはり漢字文化圏の偉大な財産というようなものも認めざるを得ない。また、同じ番組で伊能忠敬は56歳で家督を譲り、江戸にでて天文学を本格的に学びはじめ、日本で最初の測量地図を作ったのは「地球の大きさを知りたかったから」という話を聞いて、いたく感動した。最後にジョン万次郎が登場したのだがそのあたりは見ることができなかった。今日の番組のテーマはさまざまな「壁」をのりこえようとした人々の歴史ということのようだった。

(補)伊能忠敬は訓練した人間の歩幅の平均値をとって測量したということだが、その結果得られた地図ははきわめて誤差の少ない正確なものだった、というエピソードも心理統計でつかえそうだ。

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