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2008.09.03

「楽しい科学」

 科学技術館5階は「イリュージョン」という常設展示があっていくつかの錯視や錯覚の体験ができる。しかし、ここ数年の間にこの展示は縮小傾向にあるような印象を受けている。先週見に行ったICCの特別展のようなダイナミックな面白さがもとめられているように思う。あるいはより体系的な展示が必要なのではないだろうか。今年は同じく5階の「ワークス」で「でんじろう先生グループの科学実験(「空気砲」)を「聴講」した。「空気砲」の実験と体験が30分ほどの時間で、おもしろくアレンジされていた。出席していた親子とも楽しそうで、空気砲の不思議さに触れた子供の表情は豊かですばらしいものだった。理科教育の分野ではこのような実験の面白さを工夫する研究会の活動が行われているという。実験心理学の実験でもこのような洗練されたデモンストレーションができればよいなあと思う。現象の面白さを実感し、その条件を探求していけるようなデモがができれば理想的だ。
 別のフロアでロボットの展示を見た。会話する人型ロボットはちょっと不気味な感じがしたが、近い将来日本の重要な産業になることを実感させるものだった。「人工知能」なども心理学の関連分野だ。建築関係の展示室に「地震」震度の体験装置があったが、免震装置などにも感覚的な要素があるように思う。
 時間もすぎて、ラッシュアワーにぶつからないように宿舎へ向かう。緑豊かな北の丸公園を歩いて、夕方から始まるらしいライブに集まってくる人々でにぎわう武道館を見ながら九段下へ向かう。蝉しぐれの中、赤とんぼも飛んでいた。

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