« June 2008 | Main | August 2008 »

July 2008

2008.07.30

開会式

学会初日は参加登録手続きを済ませ、学会主催のベルリン市内バスツアーで主なポイントを巡ったあと、開会式に出席した。いろいろな催しがあって、ヒップホップのストリートダンス(ベルリンでは有名らしい)グループやベルリンフィルの金管部門の演奏まで聴くことができた。
Dsc00938



IUPsyS(国際心理科学連合)による第一回Mattei Dogan 財団賞はM..I.Posnerが受賞した。Dsc00947







大会出席者は7000人以上にものぼるらしい。ドイツはフンボルト式の大学組織としての心理学の発祥の地である。大会委員長の挨拶は心理学がサイエンスとして、また、実践として、均衡ある発展を願うというものであったように思う。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.07.27

サマータイム

夕方、パリからベルリンへ乗り換えたエールフランス便で軽食がでた。お弁当形式の機内食で味は濃いめだが、最近の機内食としてはうまいほうだと思う。デザートもベリーの酸味でなかなか。
Dsc00874



これはベルリン上空。市街地をほぼ一周してテーゲル空港へ着陸。Dsc00889







緯度の高いヨーロッパの夏の夕方は長い。下の写真は午後9時すぎにホテルの窓から写したものだがまだまだ日は高い。正面に見える森は動物園と水族館。冬がきびしく長いだけに夏の喜びは大きいのだろう。気温は20度ほどで低いが、体感的には日本の5月頃の初夏の陽気だ。ベルリンは「杜の都」で、公園も多くあって紫外線もなんのその裸になって日光浴をしている人もめだつ。宿泊したホテルのメインダイニングは料理長の夏季休暇ということで休業で、グリルのみの営業となっていた。
Dsc00982

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.07.26

ベルリン

先週末から国際心理学会に出席するためベルリンへ出張。ベルリンへは直行便がないためパリを経由した。今年は学会日程が学期末にあたるためか日本からは先生方は参加少なめで、大学院生が多かったように感じた。成田を午前中に出て、ベルリンへは同日の夜に到着する。7時間時計を戻す。到着したのは夜10時頃になったが、まだ明かりが残る。高緯度地方の夏は夕方が長く、日本とはちがう時間感覚で旅情が高まる。ホテルに向かう途中の「戦勝記念塔」(丁度帰国する日にオバマ氏が演説した公園)。ベルリンは緑深い、歴史のある街だ。特に第二次世界大戦、その後の冷戦の傷跡はいまなお街の来歴としていたるところに存在している。
Dsc00896

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.07.13

iPhone

先週末iPhoneの発売日に近くのSoftBankショップへ立ち寄ってみたところ、8Gの整理券ありまっせ、ということだった。一応確保してじっくり考えてみようということにした。いまのところ、emobileのイーモンスターをPCとBluetoothでつないで使うというのが、もっとも実用的。
電子手帳はいまだにCLIE 55から離れなれない。iPodはそれほど使わない(iTuneはPCで愛用)。携帯電話の使用頻度は非常に低い。というような状況で残念ながらiPhoneを利用する場面が想像つかない。パケット料金は比較的安価におさえられているが定額なのと、たぶんモデムとしての利用はできないと思われるのでemobileとの併用はちょっともったいないかなあ、という所が結論か。しゃべるホワイトお父さんはちょっと欲しいかも。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.07.06

心理学のカリキュラム

 ある研究者日記から心理学の学部教育についての現状報告と提言が日本学術会議のホームページに掲載されていることを知るhttp://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/division-4.html
 学部教育と卒業後の仕事の関係や専門職大学院の問題が整理されている。日頃感じている「問題」点も多く指摘されており、提案されている方向性も妥当なもののように感じられる。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.07.02

遙かな町へ

谷口ジロー 「遙かな町へ」 小学館ビッグコミックス・スペシャル 2005

 同郷のしかも同世代の漫画家ということで、作品にも故郷の風景が描かれ親しみを覚えていた作者の最近の作品。主人公の中原博史は40代後半で、仕事に忙しく幸せにも気がつかず暮らしていた。ある日、出張で乗り間違えた列車で数十年ぶりの故郷に向かい、母親の墓参りをするのだが、そこで14歳の中学生時代にタイムスリップし、その後の歴史を知っている少年として再び故郷で思春期をすごすことになった。
 懐かしい風景の中で、思い出の中にしかありえない思春期のさまざまなエピソードが懐かしくまた手にはとどかないものとして胸にひびく。自分の中に同じ思いのあることに気がついた博史は現在の本当の年齢とほぼ同じ頃に新しい人生を求めて失踪した父の生き方を理解することができ、いまの幸せと向き合う決心がついたかのようだ。そして、再び、タイムスリップした母親のお墓の前でふたたび現在の時間に戻ってくるというストーリーだ。
 タイムスリップそのものはとりたてて目新しいストーリーとは言えないが、ちょっとくたびれてきた中年の生き方の模索、もうかえることのできないふるさとや思春期の思い出、ながく理解することができなかったさまざまな事柄への思いは普遍的なテーマであると感じられた。また、終章で中学時代の親友島田大介から小説「遙かな町へ」が送られ、その謹呈の辞は「時の旅人へ」と記されていた。このエピソードはタイムスリップに不思議な現実感を与えることに成功しているように感じられた。
 夏目房之介氏の解説は「失われた「何か」の再現」というもので欧州でさまざまな賞を受け、ベルギーでは映画化の企画も進んでいるということである。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« June 2008 | Main | August 2008 »