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2007.08.21

ふるさと

 このところ帰省する機会がなかった。それでもやはり故郷のことは気になるものだ。鳥取県の広報関係のメールマガジンを読んでいたところ、同郷の出身で谷口ジロー氏という漫画家の「父の暦」(ビッグコミックスペシャル、小学館、1995)が紹介されていた。同郷の漫画家では水木しげる氏や名探偵コナンの青山剛昌氏がよく知られているが、谷口氏の作品は初めてだった。
 主人公の「陽一」は高校を卒業して、東京の大学に進学してそのまま就職し、陽一の父が亡くなり、10数年ぶりに帰省し、親戚の人々との会話を通じて、父の一生、父母の離婚、父との葛藤など、陽一の生い立ちをふりかえり、やがて、父の生き方を理解する、という「私小説」であった。東京と「地方」の関係や故郷についての思いの1つの典型的なテーマが語られている。ストーリーーは1952年の「大火」をはさんで話は展開し、市内の町並みや近郊の海岸のなつかいしい風景がちりばめられていて、私にとってはとても懐かしく、生まれ故郷を遠くからであるが思いおこすことができる作品だった。

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