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2007.05.29

フラガール

注文していたフラガールのDVDが届いた。おそまきならが、やっと見ることができた。旧常磐ハワイアンセンターの設立をめぐる実話をもとにした作品である。いやーこれはいけません。これには抵抗できず涙腺は刺激され、その余韻は丸一日たっても残っているという状態になってしまった。全体のトーンにイギリス映画のリトルダンサーと共通しているものがあるように感じた。周防監督の作品にもちょっと似たところがあるが、切実さと絶望的な深みから「再生」するコントラストはフラガールの方がより深く、その分、再生の喜びはダイナミックである。いくつも印象的なシーンがあったが、紀美子(蒼井優)の親友の早苗が家庭の事情でダンスをあきらめなければならなくなって引っ越していくシーンがとりわけさまざまな思いとともに心に残るのは登場人物の風貌が卒業生や現在いる学生達にどことなく似ているところがあるからだろう。フラダンスのブームを不思議に思っていたのだが、長年の地道な活動の結果であることがわかった。映画の舞台は身近な所にあるだけにいろいろ不明を恥じなければならないし、また、地域の「振興」は人の「再生」にほかならないことなど、思う所の多い作品となった。

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