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2006.03.05

世論調査

 ある通信社が定期的に行っているという世論調査アンケートを受けた。全国からランダムにサンプルされたということだが、まず、この調査活動の真偽をどのように判断すればよいのかを考えてしまった。いちおう電話で(調査依頼の案内に書いてあるのとは別の電話番号に)問い合わせて確認したが、これで本当に「確認」できるのかはわからない。まあ、実際の世論調査でランダムサンプルにあたったのは初めてだったので、授業の種にでもと思い調査を受けてみることにした。調査は完全な構造化面接法で、最初に調査員が「身分証明書」を提示して(これを見せられても確認のしようもないのだが)、個人情報保護やデータのあつかいについて口頭で説明があり、それから実際の調査にはいる。質問は12問ほどで、すべて選択肢による回答形式だった。調査員が質問を読み上げ、渡された選択肢リストの番号で答えていく。「その他」という選択肢が無く、答えるのが難しい質問もあった。時間は10分ほどで、最後に年齢と職業を聞かれた。
 調査員の方はアルバイト学生の様子で、何件くらい担当しているのか、など聞いてみたところ、最近は個人情報保護意識が徹底してきてなかなか調査に協力してもらえない、とのことだ。近いうちに結果が報道されるということだが、内容よりもこのような調査法の回収率などどの程度か形式的な面に感心が向いてしまう。本来は社会調査法等の内容かもしれないが、方法的には心理統計法と共通する所も多いので、授業でもこのような社会調査データのリテラシーについて触れるようにしたい。

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