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2006.03.19

卒業式

 はやいもので、明日は大学・大学院・短期大学の卒業式を迎える。新聞には卒業の話題がいろいろ取り上げられている。
 「子育て 節目の証書:小学校卒業式 子は夢語り 母は・・・感激」という記事(朝日新聞2006.3.18千葉地方版)で、千葉市の源小学校のユニークな卒業式が紹介されていた。卒業生39人はそれぞれ「将来の夢」を発表し、保護者へも一人一人「保護者の卒業証書」を「子育ての節目を形として残したい」という長沢校長のアイデアで「授与」し今年で4年目ということだ。小規模な小学校らしい工夫だと思う。
 また、同日の東京新聞夕刊のコラム「放射線」は佐々木信夫氏(中央大学)の「卒業式の風景」で、UCLAの卒業式と日本の卒業式を比較し印象をつづっておられる。UCLAでは一人一人学位記を学長から授与されるが、その際笛や太鼓でにぎやかな雰囲気であること。学長の式辞のあと卒業生一人一人が将来の抱負をスピーチする。このように「明るい卒業式は若者の旅立ちをイメージさせる」とのべておられる。一方日本の卒業式は一般的に大学がとりおこなう厳粛な儀式である。中央大学では伝統的に縁ある「惜別の歌」が合唱されるが、旅立ちというよりは「別れ」をイメージさせるということで、学生の「卒業式離れ」が目立つようになっていると述べておられる。
 日本的な卒業式は「別れ」とともに、どことなく家族的な保護の下からきびしい社会へ巣立っていく、という意識があるようにも感じられる。
 さて、儀式にはそれぞれ象徴するべきものがあり、大学によって特徴があるとよいのではないかと思う。本学は小規模な大学だが、それでも一人一人に学位記を授与したり、スピーチしてもらうのはやはり時間的に無理だ。全体の式は大学の式として短く厳粛・儀式的に行い、そのあと学科程度に分かれて米国風の式にするのも良いかもしれない。

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