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2005.11.01

卒論

11月になったとたんに冷え込み今年は久しぶりに構内の紅葉を楽しめるかもしれない。
夕刻C学部のK先生と道々卒論の様子をいろいろお話する。これまでこのような話をする機会がほとんどなかったのが残念だ。先生は生態学の分野で自然観察に基礎をおいた卒論指導を心がけておられるとのことだ。いくつか卒論の例を聞いたのだが、分野によっては教科書の記述が間違っているような事例も学生の観察の結果発見されることがあるとのことだ。
教科書などでは実際の観察に基づいたものではなく、他書の「孫引き」「孫引き」で「定説」になっていることがらも意外と多いのだろう。思いこみのない自然観察は重要なものなのだと思う。私の卒論相談でもこのような学生個人の地に足のついたテーマを発見できるようにヒントを出したいものだ。そして自分の観察に基づいたデータで卒論がまとまるようにできれば最高だ。そのために、まずは関心のあるものをしっかりと観察できるようにすること、比較的小規模な調査や実験でまとまりある主張を行っている研究をとりあげること、これらを3年生のゼミの間にやっていこうと思う。

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