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2005.10.13

古本屋

数年まえから心理学と法学の学際的なテーマの研究をすすめている。この方面の我が国の先駆者である植松正氏がおられたことは名前だけは知っていたのだが、大分古い研究だと勝手に思いこんでいて実際の文献にあたったことはなかった。やはり文献にあたってみようと思い立ち「日本の古本屋」というウェッブサイトで古書の検索をして何冊か購入した。神田の古書店街を探し歩く楽しみは失われるが、ウェッブサイトの検索はやはり素晴らしく便利なものだ。いろいろな古本屋さんに注文しているが、古本屋さんの店名はおもしろく味わい深い名前ばかりだ。サイトで注文したのは鯨書房、大学堂書房、獨楽書房、楽人館、うたたね文庫、古本まゆ等々である。
 その中の一冊にいまとりくんでいる問題とほとんど同じ問題意識で行われた研究があることがわかった。我々の研究方法がすこしばかり現代的である点は異なるが。驚くと同時にわれわれの問題意識にまちがいはなかったことも感じ、こころ強く意を新たすることができた。植松氏は心理学の出身で後に法学部を卒業し、法曹となられ、心理学と法学の先駆的な学際研究を行われたのである。現代の目からみると研究方法などは素朴とも思えるが本質的な強さがある。問題の所在、実験の設定、結果の処理など草創期にあった実験心理学の息吹を感じる。
 

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